非電源のボードゲーム(テーブルゲーム、アナログゲーム、カードゲーム、ドイツゲームなどアレコレ)に、広い意味で特化したブログ。
レシピ少なめ、レビュー蒐集ましまし!あ、ニンニクはいらないです。
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トランプでボドゲ風ゲームを作ってみた
実験⑥ 手軽に悩ましい「運ゲーのような、そうでないゲーム」をつくれるか?
トランプでどこまでボードゲームに近づけるか
実験する企画の第6弾は、5人まで遊べるバースト&セットコレクションゲーム!
(追記:2014.2.9)プレイヤーの座り方について明記
◆他のトランプゲームが気になる ⇒ 創作?活動の目次
◇実験10以降は ⇒ ボードゲームのレシピ▼創作活動館
<< 実験開始 >>
ルールのベース:なつのたからもの(ノミのサーカス)
タイトル:坊主めくりに、よろしく
人数:3~5人
対象:足し算と引き算が理解できる人
時間:20分
【物語】
拝啓 坊主めくり様
こんなゲームは、いかがですか?
敬具 姫
【概要】
このゲームは、ターン制のカードめくりです。
場にある絵札3枚に対し、山札から引いたカードをマークに従い、対応する絵札の横に並べていきます。
絵札の横に並べたカードの数字の合計が、絵札の数字を超えない状態で手番を終えたら、山札からカードを貰います。
ピッタリ、あるいは、±1の差で並べ終えた場合は、絵札を取り除き、より多くのカードを貰います。
しかし、数を大きくオーバーした場合は、絵札を取り自分の目の前に置きます(書いてある数だけ失点)。
もし、手にいくつかカードを持っている場合は、山札からカードを引く代わりに、手札から好きなだけカードを出して置くこともできます。
しかし、最終的に、勝負は手札の内容で決まることを忘れないでください。
全ての絵札が、取り除かれるか、誰かの目の前に置かれたら、ゲームは終了です。
各自、手札を使ってセットをつくり得点化します。その中で、最も得点が高いプレイヤーが勝者です。
【準備】
・トランプ一式
・本ルール
0)
プレイヤーは、テーブルを囲むように座ります。
ゲーム中、目の前にカードを出していくことを考えると、隣同士の距離は、少し余裕を持っておきましょう。
1)
カードを「A」「2~10」「J~K」の3つの山に分けます。
*ジョーカーは使用しません。
2)
まず、「2~10」を裏向きでよくシャッフルして、裏向きのまま1つの山としてテーブルの中央に置きます(以後、これを『山札』と呼びます)。
3)
同様に、「J~K」も裏向きでシャッフルして、裏向きの1つの山とします(以後、『坊主の山』と呼びます)。坊主の山は山札の右側に置きます。
4)
坊主の山の一番上から三枚取り、坊主の山の下側に、縦に表向きで並べます(以後、この表向きに並んでいるカードを『坊主』と呼びます)。
*厳密には、JKを坊主、Qを尼と呼びますが、ここではひとまとめに『坊主』と呼びます。
*この出ている坊主の右側にカードを並べて置くので、少しスペースを作ってください。
5)
髪が最も短いプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
坊主の人がいれば、もちろんその人がスタートプレイヤーです!
もし、誰が最も髪の短いプレイヤーか見分けがつかない場合は、じゃんけんで勝ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
6)
スタートプレイヤー以外の全プレイヤーに、裏向きでAを一枚ずつ配り、各プレイヤーの最初の手札として手に持ちます。
余ったAは、中身を誰も見ないようにして、ゲームから除外します。
7)
以後、スタートプレイヤーから時計回り(左回り)に、一人ずつ順に番が回ってきます。
【ゲームの進行】
1)
自分の番(以後、『手番』と呼びます)が来たら、後述の停止条件を満たさない限り、以下の2つのアクションを好きな順で好きなだけ行えます。
A:山札の一番上からカードを1枚めくり、表向きで対応する坊主(絵札)の右側に並べる。
B:手札からカードを1枚出し、表向きで対応する坊主(絵札)の右側に並べる。
*アクションBができない、あるいは、したくない場合は、アクションAを行います。
ただし、ABどちらの際にも必ず、今、出したカードに描かれたスートと、並べる先の坊主のスートが一致していなければなりません!
*以後、4つのマーク(スペード、ダイヤ、クローバー、ハート)のことを『スート』と呼びます。
なお、表向きの坊主(通常3枚)に、これから置くカードに描かれたスートが無い場合に限り、スートは無視して好きな坊主の右側にカードを置きます。
また、表向きの坊主に、同じスートのものが複数ある場合は、その中の好きな坊主の横に並べます。
もし、すでに坊主の右側にカードが置いてあれば、さらにその右横に続けて並べます(以後、坊主の右に並んでいるカード群を『坊主の列』と呼びます)。
2)
停止条件を満たさない限りは、以下の3番目の選択をすることもできます。
C:必ずABどちらかを1回は行った後、手番を終了する。
そして、山札の一番上から1枚カードを取り、自分だけが中身を見て手札とします。
3)
さらに、ABCのアクションを選択する前に、以下の4番目のアクションを選択することもできます。
D:手札を表向きで1枚、山札の左側に捨て、パスをして手番を終える。
*ABCのいずれかのアクションを行った後では、パスできません。
4)
それぞれのアクションを行った結果、以下の条件を満たしたら、手番は終了します。
[停止条件]
今、坊主の右に並べたカードによって、その坊主の列の合計値が、その列の坊主の・・・
◆1/ 値を超えた(以下、『バースト』と呼びます)。
◆2/ 値±1となった。
◆3/ 値とピッタリ同じになった。
5)
停止条件によって手番が終了したプレイヤーは、それぞれの条件により、以下の処理を行います。
まず、今、その列に手札から出したカードがあれば、その全てのカードを山札の左側に捨てます(必ず1/2/3共通で行ってください)。
◆1/ バースト
その列の坊主を取り、自分の目の前に表向きで置きます。
*書いてある数だけ失点です!
そして、今取った坊主の列にカードが残っていれば、その中で最も低い値のカードを1枚取ります。
*スートは関係なく、最も低い値のカードを取ります。
そのカードを、自分の目の前に置いてある、好きな坊主(失点)の上に置きます。
*もし、坊主が目の前に複数あれば、好きな坊主にカードを置きます。
この坊主(失点)の上に置いたカードは、坊主(失点)と同じスートであれば、置いたカードの値ほど失点を軽減します。
*一度カードを置いたら、動かすことはできません。
*坊主(失点)の上に、何枚カードが乗っていてもかまいません。
最後に、その列に残った全てのカードを山札の左側に捨てます。
◆2/ 値±1
◆3/ 値とピッタリ
その列の坊主を取り、坊主の山の右側に表向きで捨てます。
そして、今取った坊主の列にカードが残っていれば、その中から好きなカードを・・・
値±1 → 2枚取り手札にします。
値とピッタリ → 3枚取り手札にします。
もし、その列にカードが不足している場合は、山札から不足した分だけ裏向きで取って、中身を自分だけが確認して手札にします。
反対に、列にカードが余った場合は、余った全てのカードを山札の左側に捨てます。
6)
以上の処理を行ったら、新しく坊主の山から坊主をめくり、表向きで今あった場所に置きます。
7)
そして、左隣のプレイヤーからゲームを再開します。
【補足1】
山札、坊主の山、どちらの場合も、カードが無くなったら即座に捨て札を裏向きにし、よくシャッフルして新たな山とします。
*新たな山を作るのは1度だけで、再びカードが無くなった場合は新たな山を作ることはありません。
*また、新たな山がなくなった後は、今あるカード(手札、坊主)だけでゲームを続けます。
【ゲームの終了】
以下の条件になったら、即座にゲームは終了します。
・新たな坊主の山を作った後、全ての坊主が取り除かれるか、誰かの目の前に置かれる。
・新たな山札のカードが無くなった、次のプレイヤーから各自一回ずつ手番を行い、山札が無くなったプレイヤーの右隣のプレイヤーの手番が終わる。
*つまり、山札の最後のカードを引き切ったプレイヤーは、もう手番は回ってきません。
【補足2】
山札のカードが無くなった後の1巡について、以下のルールを適用します。
・山札からカードを引くことができないので、手番のアクションは
D「手札を1枚捨てパスをする」
B「手札からカードを出す」
C「Bを行った後で手番を終了する」
のどれかを選択します。
*Cを選択するメリットがない限り、意味のないアクションで手札を減らさない方がよいでしょう。
・停止条件後の処理について、不足した分のカードを山札から取ることはできないので、その坊主の列にあるだけのカードを取って手札に加えます。
*不足した分はもらえません。
【セットの作り方】
1)
坊主が目の前に置かれているプレイヤーは、手札に該当するスートのカードがあれば、好きなだけ各坊主の上に置きます。
*この行動は、失点を減らす効果があります!
例)
oaの目の前にはスペードのKがあり、その上にスペードの3とダイヤの7が置かれている。
手札から、スペードの2と6を出し、Kの上に乗せた。
これで、oaの失点は、13-3-0-(2+6)=-2となった。
ただし、坊主の上にカードが乗せられない、あるいは、違うスートのカードのみ乗っている場合は、軽減はなく、坊主の値がそのまま失点です。
*上に乗せたカードの合計値が、下の坊主の値をオーバーしても構いませんが、後述する『スートの選択』でそのスートを選ばない限り、オーバーした分は無効となります。
*また、同じスートの坊主が複数目の前に並んでいる場合、『スートの選択』でそのスートを選ばない限り、オーバーした分を複数の坊主に割り振ることはできません。つまり、基本的に上に乗せたカードは、その坊主1人に対してのみ有効というわけです。
2)
手札から、一つのスートを選択します。
*坊主(失点)の上に乗っているカードのスートを選ぶこともできます!その場合、上に乗せたカードでオーバーした値が得点になります。
そして、そのスートのカードに書いてある値、全てを合計します。
例)
eiは、ハートを選択した。
ハートは、手札に3、7、10と、坊主のJ(ハート)に乗っている6を持っている。
eiは、Jの上に7を置き、オーバーした分と手札を足して得点にした。
J-(6+7)+3+10=2+13=15点がeiの得点となる。
3)
ただし、以下の2つの組み合わせ(以後、『セット』と呼びます)がある場合は、追加のボーナス点を貰います。
・同じスートのカード3枚 = 1セットにつき5点。
・同じ数のカード3枚 = 1セットにつき10点。
*先述した「選択したスート」以外のスートのカードでも、セットをつくることができれば得点になります!
例:
agは、手札に最も多かったハートを選択し、その他のスートでセットをつくることにした。
クローバーの2679、ダイヤの36、スペードのA56を持っていたので、
・クローバーの279で1セット(5点)
・クローバーの6、ダイヤの6、スペードの6で1セット(10点)
【勝敗】
1)
選択した1つのスートの合計値と、つくることのできた全てのセットの合計値を足します。
2)
そこから、(軽減があれば、その軽減を受けた)坊主の失点を引き、余った値が、自分の勝利点です。
*場合によっては、得点がマイナスの値を取ることもあります。
3)
最も勝利点の高いプレイヤーが、このゲームの勝者です!
【補足3】
もし、複数のプレイヤーが同点になった場合は、得点にするため選択した1つのスートの枚数が、一番多いプレイヤーが勝利します。
*坊主の上に乗っているカードも数えます!
さらに、枚数が同じ場合は、取った坊主の枚数がより少ないプレイヤーが勝利します。
それでも全て同じなら、もう一度勝負をして、決着をつけてください。
あるいは、このゲームのタイトルである「坊主めくり」様の勝ちとしてください。
Copyright (C) 2014.1 http://recipeofbodoge.gg-blog.com/(オシノ) All Rights Reserved.
・
結論:
考察:
・カードをめくる=運ゲー、+坊主が3列+手札からカードを出せる+セットがつくれる=運ゲーではない?
・ボードがあると、視覚的に何をすれば良いか分かっていいなぁ。
・カードに坊主や尼さんが描いてあると、より世界観が出るなぁ。
⇒ トランプでは表すことのできない「世界観」「イラスト・デザイン」が重要な気がします。
備考:
★ 遊んでみた感想や、「ここはこうした方が、もっと面白いよ!」などのご意見は、記事のコメントによろしくお願いします!
★ おそらく、完全同一なルールのゲームはないと思いたいですが、もしありましたらご指摘ください。。。
☆ 今のところ、誰でも閲覧可能のフリーゲームとして公開しています!
☆ ルールのお問い合わせなどは以下のメールに、よろしくお願いします。
⇒ oshino.rinya◆gmail.com
(送る際は◆を@に変えてください)
トップの無関係で(笑)素敵な写真のイラストは、blue-greenさんからお借りしました!
タグ:ボードゲームのレシピ、創作?活動、実験⑥、坊主めくりに、よろしく
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タイトル:坊主めくりに、よろしく
人数:3~5人
対象:足し算と引き算が理解できる人
時間:20分
【物語】
拝啓 坊主めくり様
こんなゲームは、いかがですか?
敬具 姫
【概要】
このゲームは、ターン制のカードめくりです。
場にある絵札3枚に対し、山札から引いたカードをマークに従い、対応する絵札の横に並べていきます。
絵札の横に並べたカードの数字の合計が、絵札の数字を超えない状態で手番を終えたら、山札からカードを貰います。
ピッタリ、あるいは、±1の差で並べ終えた場合は、絵札を取り除き、より多くのカードを貰います。
しかし、数を大きくオーバーした場合は、絵札を取り自分の目の前に置きます(書いてある数だけ失点)。
もし、手にいくつかカードを持っている場合は、山札からカードを引く代わりに、手札から好きなだけカードを出して置くこともできます。
しかし、最終的に、勝負は手札の内容で決まることを忘れないでください。
全ての絵札が、取り除かれるか、誰かの目の前に置かれたら、ゲームは終了です。
各自、手札を使ってセットをつくり得点化します。その中で、最も得点が高いプレイヤーが勝者です。
【準備】
・トランプ一式
・本ルール
0)
プレイヤーは、テーブルを囲むように座ります。
ゲーム中、目の前にカードを出していくことを考えると、隣同士の距離は、少し余裕を持っておきましょう。
1)
カードを「A」「2~10」「J~K」の3つの山に分けます。
*ジョーカーは使用しません。
2)
まず、「2~10」を裏向きでよくシャッフルして、裏向きのまま1つの山としてテーブルの中央に置きます(以後、これを『山札』と呼びます)。
3)
同様に、「J~K」も裏向きでシャッフルして、裏向きの1つの山とします(以後、『坊主の山』と呼びます)。坊主の山は山札の右側に置きます。
4)
坊主の山の一番上から三枚取り、坊主の山の下側に、縦に表向きで並べます(以後、この表向きに並んでいるカードを『坊主』と呼びます)。
*厳密には、JKを坊主、Qを尼と呼びますが、ここではひとまとめに『坊主』と呼びます。
*この出ている坊主の右側にカードを並べて置くので、少しスペースを作ってください。
5)
髪が最も短いプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
坊主の人がいれば、もちろんその人がスタートプレイヤーです!
もし、誰が最も髪の短いプレイヤーか見分けがつかない場合は、じゃんけんで勝ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
6)
スタートプレイヤー以外の全プレイヤーに、裏向きでAを一枚ずつ配り、各プレイヤーの最初の手札として手に持ちます。
余ったAは、中身を誰も見ないようにして、ゲームから除外します。
7)
以後、スタートプレイヤーから時計回り(左回り)に、一人ずつ順に番が回ってきます。
【ゲームの進行】
1)
自分の番(以後、『手番』と呼びます)が来たら、後述の停止条件を満たさない限り、以下の2つのアクションを好きな順で好きなだけ行えます。
A:山札の一番上からカードを1枚めくり、表向きで対応する坊主(絵札)の右側に並べる。
B:手札からカードを1枚出し、表向きで対応する坊主(絵札)の右側に並べる。
*アクションBができない、あるいは、したくない場合は、アクションAを行います。
ただし、ABどちらの際にも必ず、今、出したカードに描かれたスートと、並べる先の坊主のスートが一致していなければなりません!
*以後、4つのマーク(スペード、ダイヤ、クローバー、ハート)のことを『スート』と呼びます。
なお、表向きの坊主(通常3枚)に、これから置くカードに描かれたスートが無い場合に限り、スートは無視して好きな坊主の右側にカードを置きます。
また、表向きの坊主に、同じスートのものが複数ある場合は、その中の好きな坊主の横に並べます。
もし、すでに坊主の右側にカードが置いてあれば、さらにその右横に続けて並べます(以後、坊主の右に並んでいるカード群を『坊主の列』と呼びます)。
2)
停止条件を満たさない限りは、以下の3番目の選択をすることもできます。
C:必ずABどちらかを1回は行った後、手番を終了する。
そして、山札の一番上から1枚カードを取り、自分だけが中身を見て手札とします。
3)
さらに、ABCのアクションを選択する前に、以下の4番目のアクションを選択することもできます。
D:手札を表向きで1枚、山札の左側に捨て、パスをして手番を終える。
*ABCのいずれかのアクションを行った後では、パスできません。
4)
それぞれのアクションを行った結果、以下の条件を満たしたら、手番は終了します。
[停止条件]
今、坊主の右に並べたカードによって、その坊主の列の合計値が、その列の坊主の・・・
◆1/ 値を超えた(以下、『バースト』と呼びます)。
◆2/ 値±1となった。
◆3/ 値とピッタリ同じになった。
5)
停止条件によって手番が終了したプレイヤーは、それぞれの条件により、以下の処理を行います。
まず、今、その列に手札から出したカードがあれば、その全てのカードを山札の左側に捨てます(必ず1/2/3共通で行ってください)。
◆1/ バースト
その列の坊主を取り、自分の目の前に表向きで置きます。
*書いてある数だけ失点です!
そして、今取った坊主の列にカードが残っていれば、その中で最も低い値のカードを1枚取ります。
*スートは関係なく、最も低い値のカードを取ります。
そのカードを、自分の目の前に置いてある、好きな坊主(失点)の上に置きます。
*もし、坊主が目の前に複数あれば、好きな坊主にカードを置きます。
この坊主(失点)の上に置いたカードは、坊主(失点)と同じスートであれば、置いたカードの値ほど失点を軽減します。
*一度カードを置いたら、動かすことはできません。
*坊主(失点)の上に、何枚カードが乗っていてもかまいません。
最後に、その列に残った全てのカードを山札の左側に捨てます。
◆2/ 値±1
◆3/ 値とピッタリ
その列の坊主を取り、坊主の山の右側に表向きで捨てます。
そして、今取った坊主の列にカードが残っていれば、その中から好きなカードを・・・
値±1 → 2枚取り手札にします。
値とピッタリ → 3枚取り手札にします。
もし、その列にカードが不足している場合は、山札から不足した分だけ裏向きで取って、中身を自分だけが確認して手札にします。
反対に、列にカードが余った場合は、余った全てのカードを山札の左側に捨てます。
6)
以上の処理を行ったら、新しく坊主の山から坊主をめくり、表向きで今あった場所に置きます。
7)
そして、左隣のプレイヤーからゲームを再開します。
【補足1】
山札、坊主の山、どちらの場合も、カードが無くなったら即座に捨て札を裏向きにし、よくシャッフルして新たな山とします。
*新たな山を作るのは1度だけで、再びカードが無くなった場合は新たな山を作ることはありません。
*また、新たな山がなくなった後は、今あるカード(手札、坊主)だけでゲームを続けます。
【ゲームの終了】
以下の条件になったら、即座にゲームは終了します。
・新たな坊主の山を作った後、全ての坊主が取り除かれるか、誰かの目の前に置かれる。
・新たな山札のカードが無くなった、次のプレイヤーから各自一回ずつ手番を行い、山札が無くなったプレイヤーの右隣のプレイヤーの手番が終わる。
*つまり、山札の最後のカードを引き切ったプレイヤーは、もう手番は回ってきません。
【補足2】
山札のカードが無くなった後の1巡について、以下のルールを適用します。
・山札からカードを引くことができないので、手番のアクションは
D「手札を1枚捨てパスをする」
B「手札からカードを出す」
C「Bを行った後で手番を終了する」
のどれかを選択します。
*Cを選択するメリットがない限り、意味のないアクションで手札を減らさない方がよいでしょう。
・停止条件後の処理について、不足した分のカードを山札から取ることはできないので、その坊主の列にあるだけのカードを取って手札に加えます。
*不足した分はもらえません。
【セットの作り方】
1)
坊主が目の前に置かれているプレイヤーは、手札に該当するスートのカードがあれば、好きなだけ各坊主の上に置きます。
*この行動は、失点を減らす効果があります!
例)
oaの目の前にはスペードのKがあり、その上にスペードの3とダイヤの7が置かれている。
手札から、スペードの2と6を出し、Kの上に乗せた。
これで、oaの失点は、13-3-0-(2+6)=-2となった。
ただし、坊主の上にカードが乗せられない、あるいは、違うスートのカードのみ乗っている場合は、軽減はなく、坊主の値がそのまま失点です。
*上に乗せたカードの合計値が、下の坊主の値をオーバーしても構いませんが、後述する『スートの選択』でそのスートを選ばない限り、オーバーした分は無効となります。
*また、同じスートの坊主が複数目の前に並んでいる場合、『スートの選択』でそのスートを選ばない限り、オーバーした分を複数の坊主に割り振ることはできません。つまり、基本的に上に乗せたカードは、その坊主1人に対してのみ有効というわけです。
2)
手札から、一つのスートを選択します。
*坊主(失点)の上に乗っているカードのスートを選ぶこともできます!その場合、上に乗せたカードでオーバーした値が得点になります。
そして、そのスートのカードに書いてある値、全てを合計します。
例)
eiは、ハートを選択した。
ハートは、手札に3、7、10と、坊主のJ(ハート)に乗っている6を持っている。
eiは、Jの上に7を置き、オーバーした分と手札を足して得点にした。
J-(6+7)+3+10=2+13=15点がeiの得点となる。
3)
ただし、以下の2つの組み合わせ(以後、『セット』と呼びます)がある場合は、追加のボーナス点を貰います。
・同じスートのカード3枚 = 1セットにつき5点。
・同じ数のカード3枚 = 1セットにつき10点。
*先述した「選択したスート」以外のスートのカードでも、セットをつくることができれば得点になります!
例:
agは、手札に最も多かったハートを選択し、その他のスートでセットをつくることにした。
クローバーの2679、ダイヤの36、スペードのA56を持っていたので、
・クローバーの279で1セット(5点)
・クローバーの6、ダイヤの6、スペードの6で1セット(10点)
【勝敗】
1)
選択した1つのスートの合計値と、つくることのできた全てのセットの合計値を足します。
2)
そこから、(軽減があれば、その軽減を受けた)坊主の失点を引き、余った値が、自分の勝利点です。
*場合によっては、得点がマイナスの値を取ることもあります。
3)
最も勝利点の高いプレイヤーが、このゲームの勝者です!
【補足3】
もし、複数のプレイヤーが同点になった場合は、得点にするため選択した1つのスートの枚数が、一番多いプレイヤーが勝利します。
*坊主の上に乗っているカードも数えます!
さらに、枚数が同じ場合は、取った坊主の枚数がより少ないプレイヤーが勝利します。
それでも全て同じなら、もう一度勝負をして、決着をつけてください。
あるいは、このゲームのタイトルである「坊主めくり」様の勝ちとしてください。
Copyright (C) 2014.1 http://recipeofbodoge.gg-blog.com/(オシノ) All Rights Reserved.
結論:
考察:
・カードをめくる=運ゲー、+坊主が3列+手札からカードを出せる+セットがつくれる=運ゲーではない?
・ボードがあると、視覚的に何をすれば良いか分かっていいなぁ。
・カードに坊主や尼さんが描いてあると、より世界観が出るなぁ。
⇒ トランプでは表すことのできない「世界観」「イラスト・デザイン」が重要な気がします。
備考:
★ 遊んでみた感想や、「ここはこうした方が、もっと面白いよ!」などのご意見は、記事のコメントによろしくお願いします!
★ おそらく、完全同一なルールのゲームはないと思いたいですが、もしありましたらご指摘ください。。。
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